《忘れる》俺はその日のことはその日のうちに忘れる主義だ。その日に決断のつかない事を思い悩んで明日まで持ち越すようだと、明日の戦争は負けだ。一日の苦労を忘れるには、坊主とか芸者とバカ話をして、ぐっすり寝るに限る。翌朝に頭が爽快で、また新しい構想が浮かんでくる。(五島慶太)